相変わらず勉強中のそれをよく読むと、なかなか面白い。
人気アニメ「バトルプログラマーシラセ」の中で、「コードの隙間から相手の思考がだいたい読めるんですよ」という台詞があるけれど、確かにそういうものだ。別にプログラムにかぎらず、ネットワーク設計であったり、そういうものにも共通する。
だから、「詳しい人」は論外として、別の専門家がその思想にそって設計したものは、よほど共通化を意識しない限り、何をやっているのか理解する時間で、別の新しいものができてしまうくらいの時間が掛かる。
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とは言え、暗黙のルールとして、そういうものに出くわした場合には手を出さないのが礼儀だし、手を出すとやぶ蛇だ、というのは経験者ならだれでも理解しているところだろう。
さて、最近では、コミュニティベースの開発が盛んである。根暗な日本のある一角では未だに引き篭もり達が自分らの利益と地位を確立するためだけにクライアントからボッているのだろうけど、世界的にはみんなで共有しようぜというのが主たる流れだ。
こういった世界では、その世界にあるものならだれでも経験する「同じようなものをいつも作っている」という感覚に陥る。そして、それを作ることはできるけれど、すでに誰かが作っている事にも気がつく。
ほとんどの場合、それらのほうがよほど優秀だ。だから、共有すればどんどん良い物が開発され、それのよりもたらされた時間や金銭や技術をほかの誰かのために分け与えることができる。そしてその教訓は「車輪の再発明」と言われ、タブー視さえされる。
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