うろ覚えだけれど、人気アニメ「となりの怪物くん」の主人公「水谷 雫」(みずたに しずく)の父親は、6度も事業に失敗したとかしないとか。
彼を6度失敗した人間と見るのか、それとも挑戦する心を忘れない人と見るのかは、人それぞれだろう。
少なくとも挑戦する事を忘れないという事なら好む人間であるけれど、6度ともなれば、学習しないのか、それとも安心して怠慢になるのか、そういった興味も抱かれる。
分類の一つに考えて、実行して、失敗して、学習して、対策して、新たに挑戦して、そういうループを持っている人とそうでない人がある。
専門用語もあるけどね。
反復型開発(はんぷくがたかいはつ、Iterative and Incremental Development)とは、より古典的なウォーターフォール・モデルの弱点を克服すべく開発されたソフトウェア開発工程の手法(「反復型開発 – Wikipedia」より引用)
当然のことながら、様々なことについて試行錯誤するほうが楽しいし、だから、問題の解決の対価にストレスが9割だとしても1割の成功のために頑張れる。
偉大な先人、トーマス・アルバ・エジソンも言っている。
「天才は1%のひらめきと99%の汗」 (Genius is one percent inspiration and 99 percent perspiration.) という有名な発言は努力の重要性を物語る発言として広く知られているが、エジソンの熱心なファンである浜田和幸の説によると、この言葉は「1%のひらめきがなければ99%の努力は無駄である」との意味であるという。その説がTVで紹介され、ネットでも誤訳であるという説が一般的になっているが、実際は現代アメリカでも「天才には努力が必要」の意味で用いられている(「トーマス・エジソン – Wikipedia」より引用)
彼には頑固過ぎるところと苦手なところがあったみたいだけどね。その頑固が良い面で結果を出し、悪い面(経営とか直流と交流の話とか)で失敗したような気がしなくもない。
最近、何気ない会話の中で、おそらく彼女にとっては新たな挑戦と取れる発言をした。
私は冗談のような意味合いで発言したもので、それに掛かりきりになることもないものだったけれど、彼女は間髪くらいの思考時間を必要としたあと、決して否定はしなかったし、そればかりではなく、自分に都合の良いように解釈するなら、それができる事自体を褒めてくれているようにも思えた。
彼女は、否定も含めて何もしなかった。その何もしなかったことが、私にとっては言い表せないほど大きな意味を持っている。
コメントを残す