むずむず脚症候群は告白できるか

By: Bodie

しゃっくりとその原因について触れたので、「むずむず脚症候群」についても触れることにする。

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むずむず脚症候群との出会い

ドクターショッピングを行うような状況に追い込まれた患者や患者が欲する病名を診断する医師に出会う患者は、その時を振り返り必ず安心する。病気であることが確定したにもかかわらず、さらにそれが適切なものかどうかもわからぬにもかかわらず、安心する。実際のところ、それがわからないでもない。

あるテレビ番組で、むずむず脚症候群を取り上げていた。しばらく前のことだから情報も古いのだろうが、その罹患者は「足つぼ」を発見して対処していると言っていた(東洋医学で言うところの正しいツボ、西洋医学で言うならリンパかどうかは知らないが、特定部位を刺激することで改善するというものだった)。

これは私にとって病気であることや病名を知ったことよりも、対処方法を知ったことにひどく感激したことを覚えている。この対処方法は今でもありがたく使わせてもらっている。

むずむず脚症候群とは

「むずむず脚症候群」については、Wikipediaを引用する。

むずむず脚症候群(むずむずあししょうこうぐん、英: restless legs syndrome、RLS)は、身体末端の不快感や痛みによって特徴づけられた慢性的な病態である。レストレスレッグス症候群(レストレスレッグスしょうこうぐん)、下肢静止不能症候群(かしせいしふのうしょうこうぐん)ともいう。(「むずむず脚症候群 – Wikipedia」より引用)

症状についても引用する。

自覚症状として、じっとした姿勢や横になったりしていると主に下肢の部分に(患者によっては、脚のみならず腰から背中やまた腕や手など全身にまで現れる)「むずむずする」・「じっとしていられない」(中略)感じたりする場合もある。(中略)患者はこれを抑えるため常に脚を動かしたり身体をさすらなければならない状況に追い立てられる。 (中略)入眠障害・熟睡障害や中途覚醒のような睡眠障害の要因となる(同)

はっきり言って、(どの病も同じかもしれないが)外部の人間に理解されることはまずないだろうし、理解しようとしてくれたとしてもどれだけの苦痛かなどわかるわけもない。

とあるケース

私は、私の性格との相乗効果によって、入眠がとても下手であり苦手である(もちろん、性格以外の外因性の原因もあるが、それは別の機会に)。

この症状が出る時は、覚醒状態からいよいよ寝る状態へと推移する時に現れる事がある。

「しびれ」と表現する事を否定しないが、言うなら「じっとしていられない」のほうが正しい。じっとしていると不明なイライラが蓄積されるのだ。下半身を動かすと暫くの間、これがリセットされる。そして再度蓄積されたら・・の繰り返しなのだ。

わかるだろうか。

いよいよ眠る時にじっとしていられないから動く。

眠れるわけもない。

人間にとって睡眠は重要なもので、人間から睡眠を極度に奪えば、人間は死んでしまうことがわかっている。死なずとも、確かにおかしくなるだろうね。とにかく人間にとって睡眠は重要なもので、なにせ人生の3分の1は寝ているのだそうだから。

実は先ほどの引用には続きがあり、以下のように続いている。

睡眠障害と過度のストレスから「うつ病」を招き、最悪の場合、自殺する人もいる恐ろしい病気である。漫然とドクターショッピングとならぬように、睡眠障害を専門とする精神科医や神経内科医の診断を受けなければならない。

様々な実験と観察によって、自然発生する場合とそうでない場合があることがわかった。自然発生しない場合は、何らかの薬剤投与による影響があるようだ。

この薬剤は人間が自然に生成する物質であることもあれば、西洋医学が問題解決のために用いる人工的に生成された薬物である場合もある。

幸か不幸か、問題ではあるが深刻ではないから今のところ対症療法で対処している。

告白を躊躇した理由

むずむず脚症候群を罹患している事を特に恥じては居なかった。だが、独自に調査するに連れ、どうやら精神的な疾患との関連の割合が大きくなっているように感じた。実際、これまで引用した内容にもそれをにおわせる記述がある。

この辛い状態を知っていほしい(認知度を向上するためで同情を得るためではない)と思うものの、さて、それが精神疾患と関わりがあるなら、幾重かに重なって告白できない事になりはしないだろうか。

自慰との関係

ところで、あらゆる可能性を考えて調査することは苦痛ではないし、むしろ好むところである。

その一つで興味深い事がある。それは自慰との関係だ。

自慰そのものか、それとも行為におよぶ姿勢か、あるいはまた別の何かか。

ツボによる対処もさることながら、自慰によって改善するケースも確認されている。

だが、これはまだ研究中のものであり、もちろん個体差もあるだろう。

様々な理由によって、うっかり告白することができない状態なのかもしれない。

このような分野に携わり、解決する手段を持ち合わせているなら、サクっと解決していただきたいものだ。

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